うどん

ドラゴン酔太極拳のうどんのレビュー・感想・評価

ドラゴン酔太極拳(1984年製作の映画)
4.0
ドニーさん祭51作目。これで現在、観れるであろう作品は網羅…!ラストを飾るべく、ドニーさんデビュー作、ユエン・ウーピン監督作をAmazonで購入して視聴。

若ドニーさん、当然ながら今まで観た作品で1番若い21歳。やんちゃで気のいい次男坊。
塩問屋の親父さんはあからさまな兄弟差別はダメだと思うよ。次男が兄貴想いだから成立してる。

因縁つけられて対抗したら逆恨みされるのも昔のアクション映画のお約束って感じですが、成り行き展開がしっかりストーリーに食い込んでくるのがいいですね。

ドニーさんのアクションの源泉を観れてすごく楽しい。身体能力を駆使したカンフー!惜しみない肉体の誇示!たまらないですね(笑)手数の多い飛び蹴り、かかと落としや開脚が今でも観れることが脅威だなと。
おでぶの人は女デブゴンっていう立ち位置だったんですね。まさかドニーさんが女の人にのされたり、殺し屋に一時は敗走したり…とても新鮮だった。

人形劇の太極拳師匠は観てるうちになんだか「シャクラ」の薛神医に似てるな〜って思って調べたら監督の弟さんでズバリご本人で当たってたという…!!
最初に袁家班ってドーンと出ててわくわくしたんですがユエン・チョンヤンさんはじめ、弟さん達で固められててビックリした!
チェン・ドゥの兄貴役も「クライム・キーパー」で観たことあるなと思ったらサイモン・ユエンJrさんでご本人でこちらも合ってました。

チェン・ドゥはパントマイムも披露していて、ロボットダンスがすごすぎてドニーさん多彩すぎる…さすが。
これが翌年のユエン・ウーピン監督のダンサーの映画作品につながる感じなんですよね?すごく気になってるけど、観る手段がない…残念。

あらためてアクション界はつながってるなってことと、「シャクラ」の後に観れたことも感動でした。
これからもドニーさん作品いっぱい観たい!!
うどん

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