うどん

霧の淵のうどんのレビュー・感想・評価

霧の淵(2023年製作の映画)
3.0
映画館の予告で気になって鑑賞。

【ここからネタバレ】
よかった点
・素朴なごはんがおいしそう
・味噌汁を作りたくなる
・水川あさみが割烹着似合ってた

難点
・邦画特有の監督のこだわりが強くていわゆる「ストーリーがあるようでない作品」だった
・自然光で全編を通して画面が暗くて見づらい
→疲労もあいまって眠気を誘う作り

その他
・奈良県川上村の景色を撮りたい作品だと理解
(いわゆるプロモーションビデオ)
・ガラス戸の音と古時計の秒針がうるさくて熟睡できそうにない

総評
・奈良県の景色をゆったり観たい人にはおすすめ
・主人公は娘だが自分の年齢的には母親の方にフォーカスしてしまうので娘に対する感情移入はなかった
・じいちゃんが現れたのは現実(幽霊)で娘がかつての村を散策しているのは夢の中、現実は旅館をたたまずに村に留まり、娘は中学生になったのかな
→でもいろんな解釈はできそう

昨今のアクションやアニメではない邦画は自分の肌感に合わなくなってきて、今回もそれを確認する形になってしまった。
起承転結があり、キャラ造形はしっかりしていてスクリーンサイズの見せ場もある作品が好みになっているんだなと。
うどん

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