たろさ

フライトプランのたろさのネタバレレビュー・内容・結末

フライトプラン(2005年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

滞在先のベルリンで夫デヴィッド(ジョン・ベンジャミン・ヒッキー)を事故で亡くしたカイル(ジョディー・フォスター)は娘のジュリア(マーリーン・ローストン)と共にニューヨークへ帰るため飛行機に乗り込む。ところがカイルがひと眠りをした隙にジュリアが突如消えててしまう。


突然乗客が消える。しかも誰もその乗客を覚えていない。「バルカン超特急」の飛行機版みたいな導入部。ただ中盤から最後にかけて色々と雑で杜撰だった。そしてオチがかなり残念。でも結構引き込まれる。

犯人はどうやってジュリアを誘拐したのか問題。子供を連れ出したり抱えたりしていたら必ず誰かの目につくはず。そこを描写するのは不可能なので映画では丸ごとカットされている。
アラブ系の男オバイド(マイケル・アービー)を犯人呼ばわりしてギャーギャーわめき散らかしておいて、彼に謝罪の一つもないのはどうかしている。カイルがギャーギャーわめいて廊下を走っていた時に、彼に殴られて気絶させられたので手打ちってことなのかな?
主人公カイルは頭がおかしいんじゃないかパートが多いので感情移入しづらい。
乗客も乗務員も娘を目撃していないのは無理がある。飛行機に搭乗する際、子供がいる人が優先されていた。仮に子供が妄想だとしたら、何でカイルは飛行機に搭乗する際に優先されていたの?
犯人の計画がそもそも無理がある。
たろさ

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