アキ・カウリマスキ監督作品!
とてもクリスマスっぽい作品です。
港町ル・アーヴルに住む、マルセルはアフリカからの違法移民の子供を助ける。街中の人たちで彼を守ろうとするが、マルセルの妻は病魔に侵されていた..。
カウリマスキ節、絶好調な作品でしたね。
港町の情景も綺麗だし、近所の人たちで少年を匿う人情にもグッと来ました。
マルセルは靴磨きで、その日暮しな生活を送っていて、パンの万引き未遂なんかして、ちょっとずるいところもあるんだけど、とてもいいおっちゃんです。
パン屋のおばさんもいいキャラ!パンをくれたり、奥さんを病院に連れて行くのに、夜中に車出してくれたりと、人情家の集まるル・アーヴルです。この辺『男はつらいよ』的かも(男はつらいよ、見たことない🫠
ロックの場面は、コアな音楽ファンのカウリマスキらしくノリノリになれるし、日本びいきのカウリマスキらしい、桜のシーンもありました!
僕ら日本人が、忘れてしまった人情を思い出させてくれます。
ラストも超ハッピーエンドだし、良き作品でした。
この作品、当時劇場で見たんだけど、隣の席の人が宮藤官九郎っぽかったんだよね...。笑 思い切って話しかければよかった。笑