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ル・アーヴルの靴みがきのhokaのレビュー・感想・評価

ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)
3.1
ガボンは西アフリカの小国で‘60までフランスの支配下にあったので、舞台がフランスの港なのは整合性がある。フィンランドではこの話は困難だ。
でも色調は完全にアキ監督のフィンランド映画だ。
匂い立つ様なフレンチエスプリのかけらも無い。
だがそれが良い。
ただ無骨にそして人情味のある映画。
献身的な善意が奇跡を起こす、幸せな映画。

カティ・オウティネンさんはアキ監督作品において、今村昌平監督と倍賞美津子さんのような立ち位置なのだろうか?

冒頭でマルセルが一息ついていた時にオリーブと飲んでいた酒が《命の水》aquavitなら嬉しい。PolandのŻubrówkaの様な生きていることに感謝できる様なスピリッツです。
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