アキ・カウリスマキ監督の映画初鑑賞。難民問題の重たいテーマなのになぜか心地がいい映画でした。観ていて全くストレスがたまらない。カウリスマキ監督の映画なら何時間でも続けて観れそうです。
役者さんの演技が独特。全員が抑えた演技でどこかぎこちなくて不自然な動きだけど不思議と嫌じゃない。セリフも簡潔で少ないのだけど、どこかユーモアもある。
劇中に登場する小道具にも監督のこだわりが感じられて綺麗。
現実の問題を扱っていながら、現実味のない不自然な世界観で作られていた奇妙な映画でした。
監督の世界観にハマったので他のも観たいと思います!