カウリスマキ監督ワールド。
笑わない役者たち。でも人間らしさや思いやりに溢れている。
希望のかなたの方が登場人物にクセがあって面白かったけど、こちらも全体を通して心地よい空気が流れていて、気持ちよくお昼寝できそう。(途中ちょっと寝てしまったけど、つまらないからとかなんかそういうのとは違う、心地よさのあまり…)
あの黒人の男の子はきっと地球のどこへ行っても、人に優しくできる。
人に優しくされた経験がどんどん伝染してゆくんだね。海も渡って。
カウリスマキ監督のゴリ押しじゃない、むしろシュールな感じなのに温かい気持ちになれるの、好き。