yukinoさんの映画レビュー・感想・評価

yukino

yukino

映画(52)
ドラマ(3)
アニメ(0)
  • List view
  • Grid view

レナードの朝(1990年製作の映画)

4.5

食堂でのダンスシーンからは涙が止まりませんでした。
あのシーンではレナードの発作はおさまり、踊ることができたから。一時的な魔法のような美しいシーンでした。

セイヤー先生が勤務し始めた病院には神経を病
>>続きを読む

エノーラ・ホームズの事件簿(2020年製作の映画)

4.0

イギリス好き、ヴィクトリア朝時代好きの女子ならオススメの映画です!所々の演出もキュートでした。
気持ちのいい映画なので安心してみれる(ちょっとジブリっぽい?)女の子の冒険と成長の物語でした。

個人的
>>続きを読む

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

3.8

ハラハラドキドキの展開で、アドレナリンが出るという意味では面白かったです!
ただ個人的に好きなテイストの映画ではなかったです。(血がたくさん出るからかな?)

興味深いなと思うのは、貧富の差というテー
>>続きを読む

ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

4.2

まず映像が美しい…!
イギリス舞台の映画は本当にいつも私好みで、ファッションやインテリアなどが眼福です。
ドレスデザイナーが主人公なので美しく、繊細なドレスがたくさん見れて幸せです。

話は一流のドレ
>>続きを読む

ミッドナイト・スカイ(2020年製作の映画)

4.0

物語は静かに進むけど、染み渡るような感動作。最後には一筋の希望が残ります。

放射能汚染された地球で、避難せず1人北極に残るオーガスティンは、地球の状況を知らない宇宙飛行士たちを救うために、なんとか連
>>続きを読む

つぐない(2007年製作の映画)

4.2

とても悲しく、切ない映画。主人公ブライオニーの罪の意識は、どんなにつぐなおうとも消えることはないのだと思います。
そして彼女もそれを望んでいないのかもしれない。
自らが忘れてしまう前に、彼女の罪を形に
>>続きを読む

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

4.2

痛くて苦しくて切ないんだけど、優しさに救われる…。観るとかなり心が消耗します。でもこんな風に色んな感情を感じ、観た後に考えるというのはいい映画という証拠だと思います。

主人公の七海は気が弱く、何にで
>>続きを読む

恋愛小説家(1997年製作の映画)

4.5

笑えて、ほっこり優しい気持ちになれる癒し系映画でした。
「最強のふたり」とか好きな人は好きだと思います。

あらすじは意地悪おじさんが、たまたま(意図せず?)人に親切なことをして、おじさんの中の「いい
>>続きを読む

最高に素晴らしいこと(2020年製作の映画)

4.0

繊細で脆くて傷つきやすい、リアルな青春ってこんな感じだったと思う。

ただでさえ感じやすい青春時代はたくさんの落とし穴がいっぱいあって、つまづいて、転んで、起き上がって必死に大人になって、大人になれな
>>続きを読む

チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

5.0

素晴らしかった…

「ゲイのカップルだから何なんだ!」って思うんだけど、時代的な背景もあるし、LGBTQへの理解が深まりつつある今でさえ、自分のお隣さんがゲイカップルで子供を育ててたとしたら、それを普
>>続きを読む

ピーターラビット(2018年製作の映画)

4.0

思って以上に面白かった!
皮肉も効いてて笑えるし、動物たちも可愛い!
湖水地方の風景も綺麗。
デートシーンとかすごく素敵だった。
あんな場所に住みたい…

出てくる人間がみんなズレてるけど、個性的で愛
>>続きを読む

シャザム!(2019年製作の映画)

4.0

血が繋がってなくても、本当の愛があればヒーローになれる。
血が繋がっていたとしても家族の愛がなければヴィランになってしまう…

スターウォーズもそうだったけど、「血筋なんか重要じゃないんだ!みんな生ま
>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.5

夫婦だからいつでも言えること。
照れくさくて言えないこと。

今ちゃんと伝えなきゃ手遅れになってしまうかもしれない。

日々の些細なことや小さなタイミングのズレが、日々を重ねるごとに亀裂を大きくしてし
>>続きを読む

イエスタデイ(2019年製作の映画)

4.5

映画館で観てよかったっていうのは特にライブのシーン。
現代だとああいうアレンジになるのね!

私たちが生まれた頃には既に伝説の人になってたビートルズ。
オンタイムだったらあんな感じだったのかなって、昔
>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

4.0

戦争という悲惨な世界がすぐそばにありながらも、その日その日をただただ生活していた人々。

70年たったわたしの日常からすればキツイ生活のはずなのだけど、みんな当たり前のように穏やかに生きている。

>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

たとえば通勤時間に人身事故で電車が大幅に遅れたとして、会社や学校に数十分〜数時間遅れてしまう時に、多くの人が「迷惑だ」と感じてしまうと思うのだけど、(私自身もそれに近い感覚は抱いてしまうのだけど)
1
>>続きを読む

ネオン・デーモン(2016年製作の映画)

2.0

ブラックスワン的なものを想像してたけど、ただのホラー…

女優さんたちは美しかったけど、
悪趣味な要素が多すぎて、
私はあまり受け付けなかった。

女の戦いとか、美を求めて犠牲にするとか、そう言うもの
>>続きを読む

ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

4.3

アオヤマくんと一緒に謎解き。
突然街に現れたペンギンと、ペンギンを出せるお姉さん。
森の奥の平原に現れた「海」。

バラバラのように見えるピースを繋げた時に分かったことはアオヤマくんにとっては切ないも
>>続きを読む

バタフライ・エフェクト(2004年製作の映画)

4.5

面白かった!!
終わり方が「君の名は」みたいだった。笑

主人公が幼馴染の女の子の悲しい運命を変えるために過去に戻って、少しずつ変えて行く物語。
切ない系になるのかな?

伏線回収されてくところとか結
>>続きを読む

街のあかり(2006年製作の映画)

4.2

全ては最後の一言に集約される。
「ここじゃ死なない」
何もかもがうまくいかず全てが少しづつ狂って行く人生。
馬鹿正直で周りからは負け犬と呼ばれ、それでも小さなあかりは最後に灯る。
シュールだけど、辛い
>>続きを読む

ル・アーヴルの靴みがき(2011年製作の映画)

4.0

カウリスマキ監督ワールド。
笑わない役者たち。でも人間らしさや思いやりに溢れている。
希望のかなたの方が登場人物にクセがあって面白かったけど、こちらも全体を通して心地よい空気が流れていて、気持ちよくお
>>続きを読む

希望のかなた(2017年製作の映画)

4.5

無愛想で無表情で淡々としてるどこか社会のあぶれ者的な人々が、妹を見つけたいのに強制送還されるところを逃げてきた難民の青年をかくまうというストーリー。
みんなニコニコしてる感じじゃなくて、不思議にぶっき
>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

3.8

好きなタイプの映画では無かったけど、楽しめたし、良い映画という感じ。

最初は先生の生徒たちへの罵詈雑言の嵐に「ヤバイ!ヤバイ!想像以上にスポ根すぎる! 」って思っていたけど、最後は主人公ニーマンと同
>>続きを読む

マルコヴィッチの穴(1999年製作の映画)

4.2

期待以上に面白かった!
ただマルコビッチ可哀想…!笑

人形師のクレイグはファイル管理係として働く怪しげなオフィスで不思議な入り口を発見。そこに入ってみると俳優、ジョン・マルコビッチの意識の中に入るこ
>>続きを読む

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.2

痛い。ヒリヒリ痛くて堪らない映画。
思春期真っ只中のあの剥き出しの悪意とか、承認欲求とか、あの頃の常に傷口を晒しているような感じ…

それにしても大人が無能すぎる…
担任の先生も、親も、援交してるおじ
>>続きを読む

メランコリア(2011年製作の映画)

4.0

美しい映画だった。
メランコリアという惑星が地球に大接近し、地球と衝突するのではないかと危惧される。
結婚式中に惑星の影響か、心が不安定になる花嫁。仕事と夫を失い、憔悴し、姉の家に世話になる。
姉のク
>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.8

んー…
アカデミー取ったし、宣伝もすごかったので、期待値ばかりが上がってしまったせいか、期待を超えるような内容ではなかったかな…というのが正直な感想。

所々でグロテスクなシーンが入るのだけど、あれは
>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.7

全編アドレナリン出っぱなしで、見終わった後の心地良い疲労感と満足感がすごい!
これぞ、ザ・エンターテイメント映画でした!
音楽も捨て曲なし!全ての曲が一個一個輝いていて、休まるところが全くない!いい意
>>続きを読む

>|