ぬっこ

最後の人のぬっこのレビュー・感想・評価

最後の人(1924年製作の映画)
4.0
 ラスト力技のハッピーエンドのシーンや、少々くどいところがあるが、とにかく動作によるカットつなぎと、彼の頭の中をディゾルブ、人物と構図の作りが絵画のようで見ていて惚れ惚れする。

 結局、人なんて物を構築するのはマントのような服装とたまたまの運とかでくるお金なのかもしれない。
台詞の排除と、人物名の排除により抽象度が高まる。
三日間の主に室内劇、ほぼセットにおいての撮影。壮大な皮肉の物語。
ぬっこ

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