mitakosama

少林寺怒りの鉄拳のmitakosamaのレビュー・感想・評価

少林寺怒りの鉄拳(1977年製作の映画)
3.0
サモハンの初監督作だそうな。冒頭はなんかコミカルでサモハンぽいなと思ったが、全体的に予想外にハードな内容だった。

清王朝の時代設定で、漢民族は満州人の支配下にある。無法な満州人にサモハン演じるメイロクがギャフンと言わせる話だ。

メイロクは親を満州人に殺され少林寺で修行するが、映画の戦う相手は別に親の仇じゃないんだよな。
そして満州人の無法を表すのに、やたらと強姦シーンがある。しかもオッパイ丸出しでカンフー映画には珍しくアダルティだ。
娼館なども出てくる。

若かりしサモハンが、ぽっちゃりはしているが目力がありイケメン。
アクションは既に完成しているが、後の様に早送りはしていないので少し遅く感じる。

役人の息子がリーダーを務めるグループをやっつけるが、満州人が支配民族じゃなくてまるで山賊だ。被差別民が戦うことのリスクが描かれてないのが不自然なんだよな。
mitakosama

mitakosama