ちょっとタイトルが気持ち悪いなって思い、普段ならスルーする所だったがunextにova3部作があったので見てみた。TVシリーズを見なくても判りそうな内容だったし、尺も短くて見やすそうだったし。
冒頭、アンジェリカなる魔術師（？）の女性が絵本を荷物として送るシーンから。
先ず、ありきたりな感想だが凄い絵が綺麗。作り物だったカラスがみるみるリアルになっていくアニメーションの素晴らしさに、早くも傑作の予感を感じさせた。
羊の頭蓋骨の様な男エリアスと赤髪の女性チセ、メイド風のシルキー、犬から変化するルツが住む家。このガイコツが魔法使いで、赤髪の子が嫁なのかな？と思わせる。だがこの辺の説明は一切無い。
魔法使いの家での平和そうな暮らしの中、絵本を受け取ったチセが少女時代の記憶を辿る。
平和そうな魔法の家と違い、殺伐とした話に変わる。
両親がいなく親戚に疎まれながら生きていたチセ。人外なモノが見えるが故に周りからも気持ち悪がられる。
そんな中、森の中にある図書館で三浦なる優しい青年に出会う。
正直だいぶ説明不足な印象は否めないが、雰囲気が良いのでスンナリ見れる。判らない所は何となくイメージできるし、先が判らない展開に続きが気になりワクワク感も止まらない。
