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神聖なる一族24人の娘たちのjaskyのレビュー・感想・評価

神聖なる一族24人の娘たち(2012年製作の映画)
4.0
『神聖なる一族24人の娘たち』#映(露/アレクセイ・フエドルチェンコ)
24人の女性が主人公のオムニバス。ロシア版遠野物語とか。とても詩的で柔らかで切ない風景の中で繰り広がるデカメロン。随分笑って、そして最後に身体中に染み渡った何かが少し溢れるようにして、泪がでた。風の娘の話や丘の上で笛を吹く話、キノコの話、いくつも印象的な話でどれをとっても、女性と自然(超自然的なものでの繋がり)をとてもナチュラルに感じた。何か染み渡るもの、というのはこの繋がり感かもしれない。
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