muscle

刑事キャレラ/血の絆のmuscleのレビュー・感想・評価

刑事キャレラ/血の絆(1977年製作の映画)
-
すべてが徒労にキスなのかと思いきや突如『いとこ同士』がはじまる最高のラスト。『サイコ』的なナイフの連打が少女の皮膚を切るわけではなく血糊を撫で付けられていくように身体をナイフの鏡面が反射していくからエロい。落下するジャム、立ち上がる女の子、上昇するカメラ、『刑事ベラミー』や『主婦マリー』のあれこれの断片が。でもちょっと原っぱのど真ん中で日記文章朗読して追い詰めてくのはどうなのよとは思う。あと長い。ダレると思ってか急遽ハリのあるロリコン狂人が投入されてるように見える。

(あとシャブロル34本ってマジかよ。シャブロル全制覇への道のり遠すぎる。ちょっと飽きてきた。)
muscle

muscle