にっきい

血みどろの入江のにっきいのレビュー・感想・評価

血みどろの入江(1970年製作の映画)
2.9
古い映画の殺人鬼は革の手袋しがち。

去年だか一昨年だかのホラー秘宝まつりで上映されてて観たかった作品。
今年もラインナップに入ってたのでようやく観れました。

入江を買収する話し。
ボクはホラー映画が好きなんですが、その中でもスプラッターと呼ばれジャンルが特に好きなんです。景気良く血飛沫が飛び散る映画。
今作は元祖では無いけど最初期の重要な作品だそう。
ストーリーは入江の利権をめぐり、売る側、買う側が殺し合うだけ。
誰か1人を主役にするんじゃなく、色んな人が出てきては死んでいくので最初はちんぷんかんぷん。
入江に遊びにきただけの若者たちまで急に殺されるので、何が起こってるの?って完全置いてけぼり。
まあ若者はお色気要員。
特に黒のミニスカワンピースの女性は「お前はわかめちゃんか!?w」ってくらい常時パンティ丸出し。
全裸で泳いでボカシも無いし。
あっという間に首掻っ切られて殺されるけど。
冒頭の偽装自殺のシーンからラストのちびっ子が散弾銃撃つシーンまで、そらもう出てきた人皆んな死んでいく。
中盤以降一つ一つの殺人に対して回想で謎解き入って理由分かるけど、全体的にちょっとテンポが悪く感じました。
因みに今作が『13日の金曜日』の元ネタになったそうです。

この日アップリンク京都でホラー秘宝まつりの作品が2本上映されたんですが、多分殆どの人が連続で観てらっしゃいました。
それも皆んな同じ席。
ボクと同じ最後列の1番左端に高校生くらいの男の子が座ってたんですが、その子が落ち着きなく何度も座り直す度に(人工皮革のシートなので)シートに擦れた音がする。
それも結構頻繁に。
退屈だったのか多動症なのか知らんけど気になるわ。




*********鑑賞記録*********
鑑賞日:2022年8月15日
鑑賞回:21:20〜22:50
劇場名:アップリンク京都
座席情報:スクリーン1 H-5
上映方式:2D 字幕
レーティング:G
上映時間:84分
備考:ホラー秘宝まつり2022
**********************

NEXT▶︎▶︎▶︎『劇場版 ねこ物件』
にっきい

にっきい