マイク・ケイヒル監督の忘れられない作品「I Origines」は、もう一度観たくて英語版BDを発注したのに、コロナのせいか届かず仕舞い。
この作品も当然気になっていたのだけど、かなりB級感ある設定だし、悲しいストーリーなのはわかり切ってるので観るのを躊躇してました。
結果…はやく観るべきだった。
ケイヒル監督と、脚本/主演のブリット・マーリングの知性と才能が滲み出てた。予想通り最初から最後まで胸を掻き毟られ続けるような悲しい物語が続く。
製作陣の”癖”はわかってるとこもあり、展開の予想はつきつつも、最低限の演出で常に緊張感を維持し続ける技量はやっぱりお見事。
The Crush
宇宙飛行士とノイズ
ノコギリの歌声
割れた鏡理論
手のひらに書いた言葉
ソファに置かれたもの
「I Origines」同様、心に深く染み込んでくるようなシーンの数々。中盤やっぱり越えてしまったラインからの展開。そして納得のラストショット。
SF風味だけど、よく練られた贖罪の物語。
たった90分程度でコレを描けるとは🤔このコンビの作品は追っかけたい。