観測者

ポゼッションの観測者のネタバレレビュー・内容・結末

ポゼッション(1981年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

触手らめえ♡なもんじゃない、ド変態映画だった

ひき肉シーンのピリついた緊張感、本当にヒヤヒヤした
心がざわざわするし、気づいたら生唾がダラダラと出てた
日常が非日常へ変貌する恐怖の描写は流石

全員の演技凄くないですか???まるで取り憑かれたような、、、ラストの子どもの演技も凄かった

離婚の理由は浮気だと思ったが、これがややこしい(まあ夫婦とはいえ他人やもんなあ)
夫は理由を聞くが、妻は「それが分からないだからよ」と言う、確かにそもそも理由なんて不要かも(夫が理想な人じゃないと分かり、なんとなく冷めたのもある)
精神的不安症は自身も戸惑うもので、意味不な行動はそのメタファーかもしれない(深層的心理が表層に出る的な?)

根本的な問題は夫婦仲だが、神話とか宗教、時代背景を詰め込んでいるからか一筋縄ではいかない、くすぶり感
(ピンク靴下のくだり要る?夫がなんの仕事をやってるのかは分かったけど)

個人的な恨みを爆発させる監督の方が怖い
でも、なんとなく分かるかも(相互理解不可能への不理屈とか)
観測者

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