ノノ

田舎司祭の日記のノノのレビュー・感想・評価

田舎司祭の日記(1950年製作の映画)
3.7
宗教の感覚がいまいち掴めない私からすると終始主人公が悩みすぎてて若干イライラするな。
フランスの小教区で自らの病気と闘い、村人から疎まれながら信仰に苦悩する青年司祭の物語。
苦しみを全て受け入れ苦悩しながら死に近づいていく。それでも真っ直ぐな司祭の眼差しはキリストの受難になぞらえているよう。神の思し召しだと気づいて死んでいった司祭は救われたようだったが、ずんっと重苦しい雰囲気と不条理さにこっちが憂鬱になってしまった。
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