ごっちん

仁義の墓場のごっちんのレビュー・感想・評価

仁義の墓場(1975年製作の映画)
5.0
KINJI FUKASAKU FILMS 34/60

前半の50分程は若者たちの衝動が描かれ、渡哲也・梅宮辰夫などを、到底若者には見えないし、「仁義なき戦い」シリーズの焼き直し感が否めないが、

渡哲也演じる石川がシャブを初めて打ってから、物語のラストに至るまでの疾走感はまさに圧巻の映像と描写の連続で、

ルサンチマンに駆られ疾走していく様は、救いようの無い絶望感をスクリーンに映し出している。

カルト映画として考えると大傑作。
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