#588/2006

世紀末世界で格闘バトルばかりする作品
北斗の拳感は無い
あと、ジェームズリューが強敵として出演してます

【概要】
無法者がのさばるこの時代にノバは軍隊に所属し取り締まっていたが
軍隊も無法者と変わらなくなってきたため抜け出し故郷に帰ることに

実家についたところある、無法者集団に半殺しにされた後、両親と妹を目の前で殺される

それから3年、修行を積んだノバは復讐すべく
巷に出回る麻薬「シード」の元締めが家族を殺した奴らと知り
殺して周ることに…


【感想】
作中、バギーやらバイクが沢山登場するものの
物語には関係なく、そいつらと戦うわけでもない
そしてそのシーンは素人目にもラリーレイド（未舗装路の砂漠などを数日に渡りレースする競技）の風景をそれっぽく差し込んでいるだけにしか見えなかった

ラストに西部劇にも出てきそうな小さな酒場で銃撃戦はあるものの
基本カーチェイスも銃撃戦もなく

ひたすら格闘バトルが展開されます

そのため「タイムコップ」などのジェームズリューが出演しているのですが強敵として扱われ
序盤とラストの2箇所で主人公とバトルするシーンがあります

序盤は敵を小屋ごと爆弾で吹き飛ばしたり調子良かったものの中盤以降失速し相対的には地味な作品に


他の本当の底辺世紀末映画見たことある人なら比較的中だるみしすぎないテンポや細かく挟まれる格闘バトルにより全然楽しめる範囲でしょうが

大概の人には到底受け入れられないデキ


あと、ラストで主人公の親が狙われた理由を無法者グループのボスから伝えられるが
割と主人公の親もクズで
かと言って散々悪さしてきた無法者グループのボスが俺は悪くないとか抜かしてるのも「は？」ってなるし

訳わからん不快な展開させだしたのはいらなかったかな…

面白みもつまらなみもない…