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バックドラフトのxavierのレビュー・感想・評価

バックドラフト(1991年製作の映画)
3.7
行進のシーンは圧巻だったなぁ…
殉職した父の後を継いで消防士になろうとシカゴに戻ってきたブライアン。だが彼が配属されたのは兄スティーブンが隊長を務める第17分隊だった。二人は徹底的に反目し合うが、折しもシカゴでは奇妙な爆発放火事件が続発。それは"バックドラフト"と呼ばれる逆気流現象を伴うものだった…
ストーリーはこんな感じ。
まずストーリー以前に、何故カート・ラッセルは父親役と兄役の2役を演ったのかなぁ?(髭があるか無いかの違いだけ)
そこは"えっ?"って思ってしまったわ

ストーリーは結構、在り来りかな。
兄弟の確執に爆発放火事件。何故あの兄弟があんな反目する様になったのかは解らないけど、真面目で頑固な兄からしたら、仕事が長続きせず安定しない生活を送る弟にイラつくのは解らないではないけどね。爆発放火事件の方も、犯人は早い段階で"コイツなんだろうな"って解ったしね
でも、無断駐車している車が消火ホース線上にあって邪魔だから窓を叩き割って通す所は笑えたけど…
まぁ、この作品は何と言っても火災のシーンが見どころだよね。
凄い火の勢いに次々と爆発して崩れ落ちる天井や壁、扉などのシーンの映像は凄いよね。特に"バックドラフト"のシーン。煙がすっと引いたかと思うとドアを開けると大爆発なんだからね。煙が引く度に"来るぞ、来るぞ"って思ってしまったからね。この作品の撮影監督は防火服を着て、燃え盛る火の中で撮影をしたそうだ。
だからあの臨場感が出せたんだと思う。

そしてやっぱ出演者が凄い面々だよね。
主役の兄弟はカート・ラッセル&ウィリアム・ボールドウィンだし、ロバート・デ・ニーロは出てるはキーファー・サザーランドの父ドナルド・サザーランドも出てるしね。因みにこの作品の監督ロン・ハワードの弟クリント・ハワードも病理医で出てたしね。

映画館の大スクリーンで観たら、凄い迫力だったんだろうなぁ…
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