ツクヨミ

SF巨大生物の島のツクヨミのレビュー・感想・評価

SF巨大生物の島(1961年製作の映画)
3.1
謎の島に巣食う巨大生物たち⁉︎
南北戦争時の南部で捕らえられていた北部兵士が熱気球で脱走、しかし彼らを乗せた熱気球は嵐に見舞われ終いには謎の島に行き着く…
ジュールヴェルヌの小説を元にしたSFファンタジー。今作はレイハリーハウゼン手掛けるモンスターデザインが素晴らしく、ストップモーションによる動きは流麗さが際立っていました。モンスターデザインと言うか今回は一般的な生物を巨大化させたものが主なのだが、巨大ガニや巨大蜜蜂の造形は人形っぽさはあるが本物に近い動きが欠点をカバーしていた。そして話の肝となるネモ船長が操る潜水艦ノーチラス号のデザインは洞窟の雰囲気も相まってすごく画になる美しさ。
ストーリー的には島に迷い込んだ人々が巨大生物に襲われながら島脱出を目指す王道スリラーアクションコメディとなっていて頭空っぽでも見られます。原作がジュールヴェルヌなのでどちらかと言えば子供向けなのかも。けっこう科学的にぶっ飛んだ謎理論も飛び出すのでノーシンキングでOK。
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