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あの島に行きたい
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『あの島に行きたい』に投稿された感想・評価

記録
Korean Classic Film
「オアシス」のイ・チャンドン監督がパク・クァンス監督の誘いで、シナリオ執筆、脚色と助監督を務めた作品。
小さな島で起きた虐殺を通じて、日常に潜む暴力性や理念なき共同体の分裂から和解は可能かを問うことで、今に通ずる分断社会の本質とそこに巻き込まれる人たちの姿を描いてる。

ムン・ジェグ(ムン・ソングン)は、自分を故郷の島に埋葬してくれという父トクベ(ムン・ソングン二役)の遺言に従い、ソウルから棺桶を積んで島に向かうが島民の猛烈な反対に遭う。
ジェグの友人キム・チョル(アン・ソンギ)の回想を通じ、「40年前に作られた墓」から、島民が父の遺体を拒む理由を追うことになる。
さらに、隔離された島という共同体では、「正義」と「暴力」の境界が曖昧だった。

トクベは精神を病んだ妻を連れ一度は島を出るが、新しい女性を連れて島に戻ったことで島民からリンチにあう。
またもや島を出るトクベは「俺をこんな目に遭わせてタダじゃ済まないぞ!今日は退くが絶対に戻ってやる!」と捨て台詞を残すが、これが悲劇の引き金となる。

その後、武装した軍人が島に現れ、「反動分子」の摘発を始めたことから、国防軍か朝鮮軍かもわからない者たちが、生き延びるため隣人を告発し合う。
学校の校庭に住民が集められ総括が始まるんだが、元々なんのイデオロギーもない平凡な住民の告発合戦が滑稽で、共同体の構成員である住民には理念も主張もない、煽られるだけの身勝手な風見鶏のように描いていて、容赦なく風刺している。

とにかく女性の扱いが醜くて、これが常に革命の真ん中にいる女性の原動力なんだろうな。実際、民主化後の韓国社会に変革をもたらしてきたのは女性だし。
反動分子は後に宗派分子(종파분자)、日本語では分派分子と言われるが、この言葉が南北対立の象徴のような気がする。
Korean Classic FilmによるYouTube「그 섬에 가고싶다(1993)」で鑑賞。
日本語字幕も完璧でした。

全羅南道の孤島で朝鮮戦争直前の頃を描いた小説の映画化という作品で、文明からは取り残されたような状況が描かれています。ムン・ジェグ(ムン・ソングン)が父親の亡骸を船に乗せて、幼馴染のキム・チョル(アン・ソンギ)と共に島に帰り、父親を埋葬したい、すでに土地は買ってある、と言うのですが、島の人たちは全く聞く耳を持ちません。それは、父親のそれまでの生き様に対する人々の反発からでした・・・

アン・ソンギ、ムン・ソングンの存在感が際立っていましたが、ホ・ジュノ、イ・ギョンヨンの若い時代もなかなかカッコよかったです。