1984年　イギリス🇬🇧

迷作『サイコマニア』の監督、ドン・シャープが80年代に撮った秘境ものSFアドベンチャー
…とは言ってもインディ・ジョーンズや『ロマンシング・ストーン』を想像しちゃいけない作品です

南米の洞窟に入った調査隊が地底人に遭遇する、邦題通りのストーリー

脚本に難はあるものの、前半のジャングルでもロケの辺りはまだ良かったのですが、洞口内の場面からは驚くほどクオリティが下がります
セットがテレビのコントレベルで60年代頃のセット使ってんじゃないの？と思わざるを得ないシロモノ

そして登場したり地底人…(((*≧艸≦)ﾌﾟﾌﾟｯ
陽の光を浴びていないから真っ白なのは理解できますが、非常にウケる見た目です
しかし彼らは見た目によらず凶暴
なんかよく分からない機械も出てきました、コチラも当然60年代クオリティ

本作の主演が『ナザレのイエス』や『マーラー』のロバート・パウエルと『ジョニーは戦場へ行った』のティモシー・ボトムズ、というのもなんだか悲しい

いろんな事を笑って観れる人以外観ちゃうダメです

南米奥地の山岳ではアメリカ軍極秘実験のため洞窟調査が続けられていた。スティーブンス少佐(ティモシー・ボトムズ)率いるチームにウォルフセン(ロバート・パウエル)ら民間人を加えた一行は巨大な洞窟の中で、独自の文化を形成している種族に出会う。彼らは人類とは別の進化を遂げた地底人だった。


SFというよりはホラー。なかなか姿を現さない地底人に調査隊がじわじわと殺されていく展開は緊迫感があり良かった。反面、地底人が実際に姿を現してからは何故そのような展開になるのか分からずとたんに面白くなくなる。ウォルフセンが何を生業にしているか分からない。

• #2022観賞ワン

洞窟調査中に地底人と鉢合わせるお話

軍事開発の為に洞窟入るまでのくだりが妙に長いけど、地底人に襲撃されてからがたまげるくらいテンポ良かった。

地底文明のセットがめちゃくちゃ凝っててビビった。
プロメテウスのクソデカ禍々エリア(？)みたいな感じ。


地底人王者決定みたいなシーンで闘うけど、地質学者のくせに太極拳みたいなぬるぬるした動きで倒すの笑う。


結構な力作でございました