HAYATO

イン・ハー・シューズのHAYATOのレビュー・感想・評価

イン・ハー・シューズ(2005年製作の映画)
3.6
2024年22本目
キャメロン・ディアス主演作
『8 Mile』、『L.A.コンフィデンシャル』のカーティス・ハンソンが同名ベストセラー小説を映画化
リドリー・スコット&トニー・スコット兄弟が揃って制作に携わった作品
美人だが学歴がなく、職を転々としていたマギーは、優秀な弁護士だけど、不器用な自分にコンプレックスを抱く姉・ローズと大喧嘩して家を追い出されてしまったため、祖母のいるフロリダへと向かう。
『シックス・センス』のトニ・コレット、『LIFE!』のシャーリー・マクレーンらが共演。
タイトルの『In Her Shoes』は「彼女の立場になって」の意。
ラブコメかと思いきや、実際は「姉妹の友情」を描いたヒューマンドラマ。
キャメロン・ディアスは『ナイト&デイ』の役柄もかなりイライラさせられたけど、主人公のマギーはそれに匹敵するくらい厄介な女性。
ストーリーが進むにつれて、マギーの苦悩が明らかになり、新たな環境に身を置いて周囲の人々との交流を経ながら、少しずつ成長していく姿に心温まった。
自分にも弟がいるので、何もかも真反対の姉妹が、互いに無いものを羨み、妬む様子になんとなく共感の気持ちが芽生えつつ、喧嘩の理由が理由なだけに、よくローズは許せたなって感じだ。
なんだかんだ仲直りしてくれてよかったけども。
アメリカンシニアのジョークがいちいち面白い。
HAYATO

HAYATO