もとまち

ヒッチ・ハイカーのもとまちのレビュー・感想・評価

ヒッチ・ハイカー(1953年製作の映画)
3.6
元祖・殺人ヒッチハイカーのエメット・マイヤーズ。冒頭で凶行の様子がスマートに示され、マイヤーズの拳銃をバックにタイトルが表示される格好良さ。70分の尺なので本題にすぐ入るし、砂漠の的あてゲームとか片目を開いたまま眠りにつくマイヤーズとか不気味な展開を挟むことで緊迫感を上手く保つことに成功している。ほとんどオッサンしか出てこない映画だが、監督は大女優アイダ・ルビノ。本作を見る限り、演出家としての手腕もかなり冴えていると思う。女流監督が撮るフィルム・ノワールという珍しい作品でもあり、面白い。

メキシコの言葉をカタコトに訳すアマプラの字幕がクソ。普通に失礼極まりないしただただ不快。
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