TakahisaHarada

ジプシーのときのTakahisaHaradaのレビュー・感想・評価

ジプシーのとき(1989年製作の映画)
3.5
「チャンシルさんには福が多いね」のチャンシルが、映画の世界を目指すきっかけになった作品。
主人公の生い立ちをたどっていく作品で、グッドフェローズあたりを思い出した。ただ、ベルハンや祖母の超能力とか、空飛ぶベールとかファンタジー要素もある。

音楽が印象に残る作品で、チャンシルがアコーディオンを弾いていたのも納得。
序盤のジプシーの村の描写は、変わったしきたりが描かれたり、子どもでも孕まされてしまう様子が描かれたり、ちょっとしたモンド映画っぽい感じだった。途中出てくる川で行う儀式(?)は幻想的な感じがして好きだった。