ジプシーのときの作品情報・感想・評価

「ジプシーのとき」に投稿された感想・評価

nt

ntの感想・評価

3.2
物乞い、一夫多妻制、チャップリンなどステレオタイプなジプシーのイメージが散りばめられているが、現実のジプシーがどんな生活をしているのか、もう少し詳しい描写が欲しい。
K

Kの感想・評価

3.5
富やお金があることが、必ずしも良い事ではないと分かる映画。

川のシーンや祖母と孫が笑うシーンみていたら、現代の裕福や便利さ、それを持続する為のあらゆるルールが人間らしさを奪い、視野を狭めているような気になった。
Kohl

Kohlの感想・評価

4.5
白昼夢のような世界観と、現実のジプシー達のシビアな世界観が混ざり合って、ノスタルジックな美しさを感じる反面、悲しい現状を遠目で見ているような現実感の映画。定住地を持たないジプシーの様に登場人物の心は移り変わりが激しく、欲望に従って生きる人物ばかり。時折流れるGoran bregonic の曲が印象的、最初にインドルーツとされているジプシーの始祖の様な人々が出て来るシーンから本作のテーマ曲の様に使用されているederlezi という曲。終着点が見えないジプシーという民族自体の、人生観、旅が示唆されているような気がする。
ジプシー差別といった直球の映画でもなく、エミールクリストッツァ的突拍子無い表現のオンパレードで白昼夢のようなスタンスで見れます。
葉物

葉物の感想・評価

3.7
所々で鳴るアコーディオンの毎度おんなじ旋律は、恋人のことが信じられないときも、盗みに入った家でピアノを見つけたときも構わず鳴らすし、大概外にわらわらいるガチョウや、ダンボールをかぶって移動する人?などジプシーの現場がどこであっても変わらず生活において大切だったことが染み付いてる あっそういえばアンダーグラウンドの監督だったなと思い返して改めて考えると花嫁が良く出てくるなとおもった 胸の下の表記はなんだろう
ベルハン役の青年が自殺したことを知り、心底残念でならないです
ナオ

ナオの感想・評価

3.0
詰め込み型。
「アンダーグラウンド」「黒猫・白猫」と同じ監督さん...納得...
kaomatsu

kaomatsuの感想・評価

4.0
穢れのない純真無垢な若者が、権謀術数が渦巻くダーティな大人の世界に染まっていく話は『ゴッドファーザー』をはじめ数多いけれど、この作品が独特なのは、ジプシー(ロマ)の家族や、その生活をかなり克明に描いているところ。主人公のベルハンは、あるきっかけで、ロマの極貧生活から抜け出して、家族を幸せにしようと、ジプシーのドンであるアーメド一味の使い走りとなり、海外で豪遊、メキメキと頭角を現し始める。そして、母を驚かせようと帰郷を果たすものの、純真だった頃の面影が消えたベルハンのあまりの成り上がりぶりに、母はただ嘆くばかり。そして、アーメドが仕組んだ巧妙なワナにはまった愚かなベルハンは、重病の妹に関する重大なアーメドの裏切りを知ることとなり…。

ジプシーの慎ましい生活から抜け出し、外界を見てしまったダメ男の、すべては悪い方向にしかいかない、哀しくてやるせない話なのだけれど、エミール・クストリッツァ監督のスタンスは本当にユニークだ。一般的に、主人公の悲劇的な運命は、作者や監督自身の感情のフィルターを通して、より悲劇性が強調されていくものだが、クストリッツァ監督は、あくまでも喜劇的、あるいは楽天的な眼差しで悲劇を描く。そのため、悲しいんだけれどこれもまた人生、と思わせ、主人公を救わない代わりに、観ている私たちを救うのだ。

エミール・クストリッツァ監督が1995年に放った空前絶後のジェットコースター・ムービー『アンダーグラウンド』にも言えるけれど、「万物の事象はすべて陽と陰で結び付く」と説く陰陽道に心酔し、ゆえに映画においても、喜劇なしには悲劇なし、そしてその逆もまた真なり、とばかりに、すべての両極端を行ったり来たりする、異常に忙しいこのシネアストの作品群には、やはり唯一無二の不思議な味わいがある。
yumiko

yumikoの感想・評価

4.5
賭博映画。あるいは、経験と無垢の物語(クストリッツァ版)。そういえばむかし、移動労働とギャンブルの話ばかり読んでいた。威嚇する鶏、怒れる花嫁。
natsu

natsuの感想・評価

4.5
👓🏚🍎🏥🎹🚗🌨🚬🚂⚰️

白が黒に染まって、最後にはどっちでもない、赤に塗り潰されて終わってしまう人生なんて切なすぎる。言葉にしてしまうと完全なネタバレになるからなんとなく色で例えてみた。
ただやっぱりこの監督さんの物語は素敵で、そんな悲劇の中にもたくさんの愛がある。
主人公がだんだん物語の経過に連れて成長し、たくましくなっていくのにたまげました。さらに、最後は最初の頃に戻って素朴になっているのはすごいなと思いました。妹のため悪事に手を染めていく姿を、その土地の伝承や民話的世界に基づいて幻想的かつリアルに描く、マジックリアリズムです。
Iri17

Iri17の感想・評価

3.6
ジプシーの青年を通して描かれる非情な世の中。いい奴も悪い奴もいる。

とにかく社会に翻弄されまくった青年がかわいそう。すごくテンションが下がってしまったので、今回は短くて稚拙なレビューで終わらせます…

映画としては面白いです
>|