ジプシーのときの作品情報・感想・評価

「ジプシーのとき」に投稿された感想・評価

クストリッツァ監督、アンダーグラウンドに続き2本目。
1988年なので当たり前な気もするけど、アンダーグラウンドにしてもすごく古くさく感じる映像と世界観。
でもそれはきっとロマの歴史を知らないからなんだろうなあ。
ロマの田舎街から家族のためにイタリアへ行くはずが、イタリアマフィアの首領になったり、助けたはずの妹がボスに裏切られて物乞いになってたり…
叔父に家ぶっ壊されるシーンとかおふざけが過ぎるし。
現実と幻想の入り混じる悲喜劇は、哀愁と陽気のジプシー音楽によってムードが最大限に引き出されてウットリ。
クストリッツァ特有なのか、舞台の狭さを感じる。社会の狭さなのか、セット自体が狭いのか。
映画だけどお芝居を観ているよう。
長くて少ししつこさもアクもあるけど、
クストリッツァ作品好きだなあ。
ベルハムがアンダーグラウンドの車椅子のパタと同じ俳優だったね。
そういえばロマの人達ってどこの宗教圏なんだろう。
cov

covの感想・評価

4.0
鬼才クストリッツァ作品。ゴランブレコヴィッチの音楽が素晴らしい!ユーゴスラビアという国と神秘の民ジプシーの世界。
のっち

のっちの感想・評価

4.0
クリストリッツァ!!好き!

ロマのベルハンは足の悪い妹ダニラとクズの叔父さんと病気を治せる祖母と暮らしていました。石灰を買いに来たアズラに惚れてエデルレジの祭日に結ばれます。妹の病気を治すためにイタリアマフィアのアメードについていくことに…

クリストリッツァは情報が多い!みんなキャラ立ちして、文化的にも“?”だし、情報の咀嚼が大変。でも、だからこそ面白い!

とりあえずアズラが魅力的。魅惑的で一途な感じは、男受けするんだ。仕方ない。映画を二人で見てる時の顔が近づいてトロンとしてる感じとか何も言えない!

おじさんのクズさが、賭博に始まり、十二歳の娘を孕ませて、親を脅して家を壊すし、限度がなさすぎる。それでも家族ってところが、民族よね。

あと、ベルハンの変わりっぷりなんやねん。片目が曇ってる?冴えないナードが、最後はティモシー・シャラメですか?ってくらいカッコよくなってた。

ダニラもベルハンたちと幸せそうなんだなー。そういえばベルハンは未来予知の能力が?

文化的なところは、結婚できないのも多分ロマが迫害されてるからで、魔術的な能力を持ってるという情報もいるし、イタリアマフィアの稼ぎ方も知っておかないとだし、文化圏違うと事前知識が多いぜ!

「黒猫白猫」でも結婚してたし、今作は結婚に始まり三回くらい結婚シーンいれてるし、結婚好きなん?

ダンボールに入って移動するのは、メタルギアの元ネタ?小島さん映画好きやしありえるわ。

いやー本当にお祭りみたいやし、ベルハンあかん!ってなるし、一つ飛び抜けた映画体験。
なんとなくで見始めたけど、どのシーンも良くて平日なのに気づけば一気に見てしまった。
東欧のジプシーの村の文化圏が今までイメージできたどの国とも異なっていて、そしてこんな南米のような所からイタリアまで地続きで行けてしまうことに驚いた。
音楽も言語も人もシーンも流れるようにうつろって行って土着的で幻想的で、うまく言えないけどまた映画に救われてしまったなと思いながら寝た。
片方のレンズが無いメガネをかけた、間抜けな田舎者の少年がチンピラのボスになったときの鮮やかな変貌ぶりがむちゃくちゃにかっこよくてびっくりした。
主人公が恋する頼りない青年から、世の中の厳しさを知る大人になっていく過程がクストリッツァ独特のタッチで描かれる。相変わらず音楽のセンスも抜群。
Roca

Rocaの感想・評価

4.0
頼りなげなジプシーの青年が恋をし父親になる。貧しい暮らしは、裏社会と隣り合わせだ。主人公の息子が電車の中で言った言葉、その表情が忘れられない。
okazy

okazyの感想・評価

-
主人公の感情が感じ取りにくかった。

音楽がずっとなってるイメージで集中しづらかった。

全体に漂う空気感は好きでした。
MOMO

MOMOの感想・評価

3.5
靄がかかった心も息苦しい現実も。
内容としては重く辛いはずなのに
それらを負の感情だけで描いて
しまわないところが凄く好き。
わたしはクストリッツァが描く、
結婚式が大好きなのだけど中でも
この作品のときが一番好きだよ👰💐

無印で流れそうな曲が民族みあってよい

ジプシー社会底辺雨風もまともに凌げないスラム街で七面鳥と仲良しの、

嫁アズラ
足の悪い妹ダニラ
頭のおかしい家を持ち上げて壊す兄
ぶっきらぼうだけどどことなく優しげな祖母

人の悪いドンファン

騙されて田舎者はいいよう利用されて人身売買

復讐

結婚式の宴がデジャヴある演出
supermoon

supermoonの感想・評価

3.5
やはりクストリッツァは理解を、想像を超えてきますね。なんと無秩序な人々なんだろう…

アコーディオンの音楽が耳から離れない。
>|