Tokusheeema

ジプシーのときのTokusheeemaのレビュー・感想・評価

ジプシーのとき(1989年製作の映画)
4.6
なんとなくで見始めたけど、どのシーンも良くて平日なのに気づけば一気に見てしまった。
東欧のジプシーの村の文化圏が今までイメージできたどの国とも異なっていて、そしてこんな南米のような所からイタリアまで地続きで行けてしまうことに驚いた。
音楽も言語も人もシーンも流れるようにうつろって行って土着的で幻想的で、うまく言えないけどまた映画に救われてしまったなと思いながら寝た。
片方のレンズが無いメガネをかけた、間抜けな田舎者の少年がチンピラのボスになったときの鮮やかな変貌ぶりがむちゃくちゃにかっこよくてびっくりした。
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