さて。ジブリを観ました。
「ジブリでどれが一番好き〜？」
なんていう馬鹿みたいな質問、
「かぐや姫のものがたり〜〜(笑)」
みたいな小ボケで躱していたのだけど、
それはもう、口頭でも伝わるレベルの
紛うことない「(笑)」だったのだけど、
いや実はそれは小ボケではなく真実です。
ごめんなさい。
先に謝罪しました。ジブリをろくに観ない人生だったから。
だってほら、日本において「ジブリを観ていない」は罪。大罪。
人生でしっかり最後まで観たジブリは2作。
「かぐや姫のものがたり」「平成ぽんぽこ」
一応言っておくけど、だからと言って勲過激派じゃないです。「となりの山田くん」観てないし、それにほら、平成ぽんぽこの正式名称覚えてない。
そんなワタクシ、遂に駿を観ました。
初めまして、駿。貴方に会えてよかった。
ジブリを好きな日本人というのはやたらめったらいますよね。
例えば。例えば、「村上春樹を好きな人」「エヴァンゲリオンを好きな人」「椎名林檎を好きな人」は厨ニ病(あまり好きな言葉じゃないけど)的な選民思想に基づいて「皆好きじゃない」を前提に「好きな自分」をファッション化するけど、「ジブリを好きな人」は「皆好き」を前提に真っ直ぐ好きを晒け出して強要するからタチが悪い、と思っていたところがあって。
「好き」は「正義」と言い換えてもいいと思う。
絶対的正義の押し付け。例えば半戦争。例えば平等な社会。
いやそりゃそうだけどね。そうだけど、そうじゃねぇんだよな。なんたって私は現代の若者に漏れず、全部の氷が溶けたハイボールみたいな薄さのネトウヨなので。
てなわけで、ジブリ好きにサヨクっぽさを感じるところがあったわけです。真っ白はまっ黒だよ、と。
それはそれとして。
もののけ姫良かった〜〜〜〜〜〜！
めっちゃ良かった〜〜〜〜〜〜！
涙ちょちょぎれ。自然！平和！
皆〜〜〜〜〜〜博愛〜〜〜〜〜〜！
(一応言っておくとそんな映画ではない)
一応ちゃんとした感想も書いておくと、
シシガミ様が死んだ後自然が回復する場面が
めちゃくちゃわかりやすいアハ体験みたいで面白かったです。
サヨクになろっと。
