映画館で観て良かった。本当に良かった。
何度も何度も金ローとかで観てきたけど、映画館で観て改めて最高な作品なんだと再認識できた。
大音響の『黙れ小僧！』の迫力がありすぎて、アシタカせっ記に心震えて、本当に最高だった。
あと物語に本当の意味で集中できた。
今までいかに自分がサラッと観てきてか気づいた。
たとえば、最後シシガミの森じゃなくなったことに今更の驚き。
あれってつまりシシガミの最後の力で緑が蘇っただけで、また人間の手で森が壊されたら今度こそ森が死ぬってことなんだよね、なんか今更気づいてハッとしたというか。
あとサンがたたり神から助かったのってああいう流れだったっけ、とか、アシタカって実は山を降りようとしてたけどタタラバが襲撃されてるのを見て戻ったんだ、とか、最初のたたり神の原因はエボシで人間への憎悪が呪いとなってアシタカの右腕についてるからこそ人間への攻撃があんなに百発百中なのか、とか、シシガミ様はあの大きい姿のまま朝を迎えることが出来ないからあの計画が練られたのか、とか、今更に新たな気づきや視点が生まれてむしろ驚いた。
もともと自然や山や森が好きな方ではあるけど、『うわ、そうか、今ここにいる場所も昔は森だったんだよな。何かの方法でこうやって太古からある自然を守らないと。』って思ってる自分、駿の思うつぼなんだろうな～～～笑
でも改めてそういうことに気づかせてくれるジブリってやっぱり尊いよ～～～
もう話は全部知ってるはずなのに、サンがたたり神に吸収されそうになるところではやっぱりドキドキしたし、ヤックルはやっぱり可愛いし、男どもの船に乗せられたヤックルの死んだ目も可愛いし、ああ、もう既にもう１回観たい。
やっぱりジブリは最高だよ。なんかもう興奮しすぎてダラダラ書いてしまった。
奥が深すぎてぜひ考察会をやりたいと思うほど。
こんな自然が昔からある日本に生まれて本当によかった。
あああ、とにかく最高だった。
