やま

台北の朝、僕は恋をするのやまのレビュー・感想・評価

台北の朝、僕は恋をする(2009年製作の映画)
3.8
ひょんなことから、男と女が警察、バカな悪い奴に追われる話。
コミカルでシンプルに面白かった。悪い奴らばかりなんだけど、バカだからなんだか許せる、そういうキャラ設定もいいなと。

台湾に行きたくなる映画でもあった。屋台の感じであったり、公園だったり、色使いもカラフルで良かった。キラキラ光る町なかを彼らが走ってく。

よく彼らのことを追いかけるなーとか色々不思議な点もあるが、やっぱり映画で大切なのものの一つは、憧れることだなと。
こんな馬鹿馬鹿しい一夜を過ごしてみたいなと思わされた。
人質にされてるはずなのに麻雀をやりだしたり、警察が彼らを追いかけるシーンでは駅員に歩きなさい!と言われ、素直に早歩きになる両者とか見ていて楽しい。

主人公の友人の恋模様も、深くは描かれていないが、悪い奴らとも相談し合うシーンであったり、ラストも含めてよかった。あの女の子が一番可愛かったかもしれない。

ウディアレンらしさも感じる映画でとても楽しい映画であった。
こういう映画好き。
やま

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