ゆっきー

絹の靴下のゆっきーのレビュー・感想・評価

絹の靴下(1957年製作の映画)
3.5
『ニノチカ』のリメイク!ギャグなどは大体同じだけども、キャストの魅力とミュージカルがある分、こちらの方が好きです。しかし、ロシア出身のマムーリアンが、ロシアを茶化したような映画撮るなんてねー。

つーか、まさかピーター・ローレとフレッド・アステアが共演してる映画があるなんて夢にも思わなかった。あんまり踊れないローレが、椅子を両脇に挟んで、宙に浮いてコサックダンスするシーンが妙に可愛い。

シド・チャリシーが、本国へのレポートをカタカタとマシンガンのようにタイプするのだが、アステアと踊ったあと、タイプを叩くリズムが音楽のようになるところで泣いた。美しかった。
白眉はモスクワでのレッド・ブルースのシーン、ここでも、シド・チャリシーのダンスで泣いた。
ゆっきー

ゆっきー