木野エルゴ

クリスマスに雪が降ればの木野エルゴのレビュー・感想・評価

クリスマスに雪が降れば(1998年製作の映画)
1.1
保育士のソンヒには、12年前に再会の約束をした大切な人がいた。両親を失ったソンヒに優しくしてくれた男の子のスアンである。アメリカに行ってしまったスアンをずっと思い続けてきたソンヒの前に、立派な青年に成長したスアンが現れる。しかし彼には婚約者がいて、しかもそれはソンヒの同級生であり現在は世界的なバイオリニストとして活躍しているユジョンであった。スアンから父の形見のバイオリンをユジョンにプレゼントするために売って欲しいと言われたソンヒは、ユジョンに対してバイオリンを譲る代わりにスアンと1週間デートさせて欲しいと言ってしまう…

吹替目当てで見始めたけど、あまりに自分の苦手なモノの詰め合わせで辛い。最後まで見たいけど途中で止めてる。

そもそも人が大事にしている親の形見を彼女にプレゼントしたいという理由で「いくらでも出すから」って言ってくるやつ普通に嫌やろ。100年の恋も一気に醒めるわ。そんな男とデートさせてくれたら譲ってあげるって言う主人公もだいぶヤバい。

それからいきなり主人公に「ママ」って言ってくる子どもの存在もしんどい。この子がなんなのか大体察しがつくだけにその設定自体チープで寒い。

「赤ちゃんはどこから来るの?」とか子供に胸を触らせるようなギャグも笑えない。これは20〜30年前の作品あるある。

昔のロマコメってどこに惚れる要素があるのか分からんキャラが多くて負の感情しか湧かない。
木野エルゴ

木野エルゴ