なんだこれ、怖くないし意味わからん。そしてなんか長ったらしい。興味持てなくて途中で止めてしまった。もう続きは見ません。

3本のオムニバスホラー

①干瓢(かんぴょう)
とくかく長い、20分位なのにすごく間延びしてました。
なんでタイトルが干瓢なのかも分かんないし。

②教育実習
強いて言えば1番良かったです。強いて言えば。
でも前回と同じくやっぱり間延びしてます。
ただ教師が廊下でスベって転ぶシーンはシュールで笑ってしまいました🤭

③廃墟
絶対間延びするだろうな〜、と思ってたらやっぱり間延びしてました(笑)
ちょっとだけ怖いシーンはありましたが、後半から明らかに間延びしてました。

うーん、3本ともあんまり面白く無かったです。
3本とも間延びしているのが気になりましたね。
まぁ何かしながら見るならちょうど良いと思います。

• #Jホラー
• #オムニバス

実話怪談の最高峰と内容紹介されていたが、実話なのに体験者が劇中で亡くなっているといった矛盾が生じている作品。


第1話「干瓢かんぴょう」

友達カップルに誘われてキャンプに山中に来た玲音。
しかし、山奥にテントをはる友達カップルは以前の彼らではなくなっていた。
真夜中になり、彼らを狂わせた者が狂暴な牙を剥く! その驚愕の正体とは! ?

怖い怖くない以前に説明不足過ぎる。
まず、物語が始まってから5分くらい主人公が山中を歩くシーンがひたすら流れるのだが、冒頭で主人公の目的を描写していない為に、暫くの間、何のために主人公が苦労して山を登っているのかが、視聴者には全く分からない状態で物語が勝手に進むようになっている。
暫くしてから、友達カップルに誘われた事が分かるのだが、Z級映画にありがちな森林を長時間散歩するシーンを入れるくらいなら、冒頭辺りで前日に友達とのキャンプに関する会話をするシーンを入れた方が視聴者に親切だと思う。

また、それ以外にも何故友達カップルは狂ったのか？
何故主人公は襲われて友達カップルは無事だったのか？
そもそも、物語の鍵となる謎の水は何だったのか？

何一つ解明されないまま物語が終わるのだが、あまりにも投げやり過ぎなのではないだろうか・・・。

恐らく劇中で一番力の入ったであろう、友達カップルが死体を食べてるシーンも、死体を食べるようには全く見えず、死体を見ながらチュッパチャップスを美味しそうに舐めているようにしか見えない。
ヤカンが何の前触れもなく鳴ったり、ヤカンから注いだお茶から全く湯気が出ていなかったり、山道を車で来たはずなのにタイヤの跡がなかったりと
ディテールの甘さが目立つ部分も見受けられた。


第2話「教育実習」

教育実習生の美沙は女生徒に、放課後は幽霊が出るので遅くまで学校に残るなと警告を受ける。
しかし一人放課後に残ってしまった美沙に親子の亡霊が襲いかかる。
しかし、その親子には哀しくも恐ろしい過去が隠されていた・・・


幽霊のデザインがかなりチープであり、人目でメイクだと分かってしまう。
また、幽霊の動きがカタツムリ並に遅いので、幽霊が主人公に近付くまでに慣れてしまう。
恐らくかなりホラーが苦手な人でも、幽霊出現時には驚くかもしれないが、5秒経てば慣れると思うので、普通に見れるのではないだろうか・・・。

キャスティングに関してもかなり不満だ。
恐らく事務所が荻野可鈴を売りたい為に、無理矢理主演にしたつもりなのだろうが、演技力以前に全く役に合っていない。
設定上では教育実習生となっているが、童顔な顔をしている為に、教育実習生というより高校生にしか見えないし、バカっぽい顔をしている。
これにより、生徒と会話しているシーンに非常に違和感を覚えてしまう。

何だか、

先輩「○○先生、またね～～！！」

後輩「気を付けて帰るんだよ！！」

のような感じだ。
事務所の関係で主演キャストをどうしても外せないのであれば、普通に第1話と第2話の主演を逆にした方が良かったのではないだろうか・・・。

そういえば、自分の娘を探しに来た保護者に対して、

教育実習生「教師は全員帰っちゃったんですぅ～～」

と言った発言をして追い返そうとするが、そんな訳ないだろ (　ﾟДﾟ)ｳﾞｫｹ!!
教育実習生独り残してみんな帰る学校が何処にあんだ (ﾟДﾟ)ｺﾞﾙｧ!!
てか、保護者追い返す為の嘘だと思ったら本当にみんな帰ってんのかよ ( ﾟДﾟ)ﾄﾞﾙｧ!!
どこのブラック学校だよ (ﾒﾟ皿ﾟ)ﾌﾝｶﾞｰ

それはそうと、この教育実習生は他の教師が帰宅しているにも関わらず、廊下をブラブラしているのだが、一体何をしているのだ・・・。
やった事といえば、生徒と違和感の覚える会話をした事とと保護者を追い返した事くらいだ。

あとは幽霊が垂らした血を踏んで、豪快に転んだくらいだろうか・・・。
そういえば、この豪快な転び方もかなり不自然である。
走って血を踏んだならまだしも、普通、歩いて血を踏んで転ぶ時はそんなに豪快に転んだりしない。
しかしこの教育実習生の場合、歩行スピードがかなり遅いにも関わらず、まるでガイルのサマーソルトキックを連想させる豪快な転び方をしている。
恐らく、ジャンプ強キックで攻撃されても簡単に迎撃出来るだろう。
荻野可鈴を売りたいのであれば、ホラーに出演させるのではなくアクションの方が素質があるのではないだろうか・・・。


第3話「廃墟」

幽霊が出るという廃墟に肝試しに出かける3人の若者。
その中の一人、亜衣は、ユタの祖母を持つ霊感体質の女性であった。
そして廃墟の中で、顔面を血まみれにしながら狂っていく友人たち。
狂った彼らがつぶやく謎の言葉"ぐすんとーじん"。一人取り残された亜衣の恐怖は無限に続く!


前の2つと似たようなチープなメイクで全く怖さを感じないし、演出が全3話中で一番酷い。
第2話は幽霊が主人公に近づくまでの時間が異常に掛っていたが、今回は幽霊が主人公に振り向くまでの時間が更に長い。
時間を計ってはいないが、後ろ向きから振り向くまで大体3分近く掛かってるんじゃないか。
しかも、振り向いてからも暫く停止するし・・・。
尺を稼ぐにしても、もう少し上手くやってほしいものだ。

また、主人公の友達が狂って

友達「ブス・・、バージン・・・。ブス・・、バージン・・・。」

と呟きながら襲ってくるのだが、ミルコなら

ミルコ「お前は何を言っているんだ」

と即座に返すだろう。
どちらかと言うと、友達の方がブスだし、普通に主人公の容姿や立ち振る舞いから処女とは考えにくいし・・・。
最後の最後までこの呟きの意味が分からなかったが、レビューを書く際にあらすじをみたら、「ぐすんとーじん」と呟いていたらしい。

いや、本当最近のホラーで良く声を加工する演出があるのだが、効果的でないのならば余り多用しないで欲しい。
声を加工した所で全然怖くないし、何を言ってるかが聞き取りづらくなるだけだ。
それに、声を加工する事で皆が同じ声になるし、大体のB級ホラーは貞子みたいなデザインな為、どの幽霊も同じに見えてくる。
デザインに関しては貞子が完成され過ぎているので仕方ないのかもしれないが、せめて声だけは生の声で言って欲しい。

そういえば、主人公が入浴中に浴槽から幽霊が出現するシーンがあるが、これも酷い。
主人公が浴槽で眠っている中で、浴槽から泡が立ち、それから幽霊が出現するといったシーンなのだが、泡が立つ原因が幽霊ではなく、どうみても主人公が浴槽内で放屁したようにしか見えない。
本来、恐ろしいシーンになのだろうが、私には浴槽内に潜んでいた幽霊が主人公の放屁の臭さに耐えれなくなり、浴槽から出現したようにしか見えなかった。