アモット

日本の悲劇のアモットのレビュー・感想・評価

日本の悲劇(1953年製作の映画)
4.0
まさしく日本の悲劇。
戦中戦後の混乱の世の中を必死に、今の僕たちには想像もつかないくらいに必死に生きた母と、戦後の新しい秩序と価値観の中で衝突する母と子。
母がどれだけ苦労して育ててきたかを訴えても冷たく突き刺さる子の視線。
いや、どちらの気持ちも分かる。
分かるだけに観ている僕もとてもつらくて痛い。
そして衝撃のラスト。
まさしくこれは日本の悲劇なり。


それにしても桂木洋子の美しさよ!
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