〖1950年代映画:社会派ドラマ:松竹〗
1953年製作で、戦後日本の混乱と、崩壊していく母子関係を冷徹に描いた社会派ドラマらしい⁉️
何も救われない…深淵を覗いちゃった…みたいな…闇過ぎる作品でし…
1953年製作公開。企画提供新映株式会社。脚本監督木下恵介。観ておかかきゃならない作品として記憶していたけど、劇場の紹介では、/温泉宿の女中で二人の子供を育て上げた戦争未亡人の悲劇的な末路――。戦後…
>>続きを読む桂木洋子のどんよりとした目付き。佐田啓二の語る身の上話ですら全部ウソかもしれないと思うと⋯⋯それが一番嫌かもしれない⋯⋯
子供の性格とか好みとか、全然わからないからなんでも金で解決しようとするという…
☆斬新な作劇に見えて、しっかりウェルメイドな恵介作品でした。
旅館の板場の造型、板場での職人や女中、芸者たちのやりとりなど。
☆多めの登場人物の捌き方も、危なげがなく、登場シーンが少なくても、しっか…
妻子ある男と駆け落ちする娘に、母親を軽蔑して養子になる息子に冷たくあしらわれ続ける母親が不憫すぎて。。。息子との墓参り、流しの佐田啓二との会話、そして最後の飛び降りと、印象的なシーンの多くで長回しが…
>>続きを読む戦後8年。時代に翻弄された親子の物語。
当時の不安定な世相がひしひしと伝わってくる。公開から70余年が経ち我が国の行く末に不安が募る今観てよかったと思えた。
佐田啓二の出番は控え目だけど、望月優…
金持ちの家に貰われた息子が実の母親を新しい両親に合わせようとするくだりの残酷さ。それを拒否する母親に投げかける酷い言葉にも「お母さん」と呼んでくれたというだけで喜ぶ母親に泣けた。彼女の死に対して追悼…
>>続きを読む「日本の悲劇」と言うタイトルは決して大袈裟なものでは無い。戦争によってもたらされた貧困を生きた女性の生活苦と母としての悲しみがリアルに、生々しく描かれている。今の映画はこの時代のバラックの家や街並み…
>>続きを読む戦後の未亡人となった女が女手一つで二人の子を周りに自慢できるほどに育てる。
ただその育てる熱意は、様々な困難を乗り越えてでも心中を注いだためにいつしか自分の心の支えとなり、自己中傾向に。そして、エゴ…