ゆっきー

血まみれギャングママのゆっきーのレビュー・感想・評価

血まみれギャングママ(1970年製作の映画)
4.0
クソ面白いな。アルドリッチの『傷だらけの挽歌』から監禁愛ものの要素を抜いた純粋なるギャング映画って感じ! グリソムママが高笑いしながらマシンガンをぶっ放す超人なのに対し、本作のラストは家族の全滅を凄惨に撮っていて好きだ。

冒頭の一家登場シーンで、警察に対するママと息子4人の切り返しのショットがあるのだが、ママと4人を強引にワンカットに収めることにより、あの一家の強い繋がりを表現している。暑苦しいワンカットだ。それはそーと、若き日のデニーロが異様で良かったよ。 
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