このレビューはネタバレを含みます
「息子が欲しい」
「私のためなら何でもしてくれる息子が」
「息子のためなら何でもするわ」
って少女の頃から願っていたケイト・バーカーが、マジで四人の息子たちを率いて悪事の限りを尽くす話。
夫のジョージは息子を産む為だけの要員。
violentlyな長男ハーマン
ゲイのフレッド(フレディ)
"本の虫"アーサー
ヤク中のロイド
マァ・ケイトが、息子たちの犯罪も全部ひっくるめて無理やりに正当化してしまうから息子たちが歪んでしまうのは仕方ない状況。育てられたように育つからね。子供って。
「パパの目」が正気を呼び戻すきっかけ。
フレッドが、恋人のケビンを撃ち殺したマァ・ケイトに銃口を向けるというシーンにハッとした。
マァ・ケイトの呪縛から解き放たれかけていたんだね。
ラストは警察に包囲され派手な銃撃戦で。
バーカー家の絶対的な存在だったマァ・ケイト。息子を溺愛。愛し方を間違えるとこうなるの典型。
麻薬の過剰摂取で亡くなったロイドを若きデ・ニーロが演じているのが唯一のみどころ。
🐖子豚がかわいそうだろう🐖🐊