衝動的に観たい‼️と思ったロジャー・ミッシェル監督作品、その2
観始めて直ぐ「あっ、これ観てたわ🤭」と気付いたけど、観た当時は、ダニエル・クレイグを知らなかった(007前で日本では無名に近く売れない俳優?としか思ってなかったんだ💦)し、自分がまだ熟してなかったから、熟女と若者?設定が不自然に感じたのか?理解するには足りなかった記憶が蘇った。
いや〜〜これは素晴らしい作品でした🌟
取ってつけた感じで今更ですが😅💦
今の自分だからこそ全理解出来たのです🥰
これは60代後半?初老の女の自立の物語なんです。
その女(アン・リード、当時68歳)は娘の恋人(ダニエル・クレイグ、当時35歳)となんとベッドインするんです😦そして呟く
「もう誰にも触られないと思ってた...葬儀業者以外は...」って😲
一応、わたくし、まだその境地には行かないですけど😂その気持ちは解りますね。
ダニエルは超絶ダメ男のクソ野郎役なんです😁まぁそれはラストまで行かないと解らないことなんですが...
このなんだろうな〜🤔観る人の心をどれだけも掻きたてるというか...(この設定をキモイと思う方には絶対に観て欲しくない)
原題が『THE MOTHER』ですから、娘と息子がいて、それぞれの孫もいる婆ちゃんの、女としての自分との向き合い方(旦那に先立たれ、仕えただけの人生にピリオド)が、もうそれこそダッサイ邦題の"パッション"にメラメラと漲っています❤️🔥
熱情は《あがき》からだったかも知れないけど、それがどんどん《ときめき》に変わり、オープニングの本当に婆ちゃんくさい女性から、身体がうずいてほてって汗を掻く💦ってまで...それが美しいと思えてしまう表現力は、ベテラン女優アン・リードの演技と監督の手腕ですね❣️(しかし68歳になった時、ダニエルの前で惨めな裸になれる勇気に脱帽🤫)
恋をすると誰でも綺麗になるけれど、佇まいだけでも10歳は若返ります✨
カメラワークが周到に計算されていて、キャストの心情を表わすための角度やアップが巧みに工夫されています。
ラストは遅かりしであっても自立した女が旅立つ姿を応援したくなりました💫
ダニエル・クレイグはスマートでスタイリッシュでカッコイイ(007はそーいう作品)だけじゃないんです❗️こーいうクズ男こそ魅力倍増ってもんかも知れません。
充分に大人な女性や、理解ある男性から観てもらいたい作品です。
ただのダニエルファンが物珍しさだけで決して観ないように‼️