借りぐらしのコブレッティ

北国の帝王の借りぐらしのコブレッティのレビュー・感想・評価

北国の帝王(1973年製作の映画)
3.9
本作、BSプレミアムシネマでいつかやるやろと思っていたのですが、待てど暮らせどやらないのでレンタルしてきました。
1933年 米国は不況のど真ん中。そんな中労働者は鉄道をタダ乗りして仕事のある町に移動していて彼らはホーボーって言われていたみたいです。そんな鉄道タダ乗り当たり前のホーボーのカリスマ、リー・マーヴィンと、鉄道タダ乗りするやつ絶対許せん殺すマンであるアーネスト・ボーグナインの対決です。
確かに不正はよくないけど、不況のどん底で貨物車の隅にいるだけなんだから乗せたれよ…まして殺すことないやろって思いましたが、アーネスト・ボーグナインの狂気が本作の見どころでもあります。
あと実績無いのにイキる若者とかどんな時代でもいるのね。本筋に関係ない列車ギリギリすれ違いとかよくわからんがハラハラしますし、リー・マーヴィンのタダ乗りテクニックも魅せます。
アーネスト・ボーグナインは海外ドラマ「エアーウルフ」に出演していたので好きなんですよね、名脇役です。