はるか

ボディ・スナッチャー/恐怖の街のはるかのレビュー・感想・評価

3.7
📀SFホラー
監督:ドン・シーゲル

ジャック・フィニイのSF小説「盗まれた街」を映画化。
SF映画の古典的名作ともいわれ、その後何回もリメイクされた。

巨大な豆のサヤの中で人間が複製され、本物と入れ替わっていたことを知る!未知の生命体による侵略の恐怖を描く。

リメイク版の「SF/ボディ・スナッチャー」は鑑賞したので、オリジナルも観たくなりました。体乗っ取られ侵略系の元祖。
何度も映画化されてるだけあり、設定が秀逸です。
オリジナル版なので、古さやチープ感をどうしても感じる。
リメイク版のような派手さやスピード感はないものの、
登場人物たちの恐怖が見事に描かれている。
寝ている間に豆のようなサヤで繭にされ、侵略されてしまう。
“眠ると入れ替わるので、眠れない!”という恐怖感。
眠れないって、かなりつらいなぁ。睡眠は大事!
う~ん、当時は斬新に見えたと思いますが、時代ですかね。
観た後に、悩んで悩んだ末、「SF/ボディ・スナッチャー」の方が好きかも~?(モノクロとかは一切関係なく)。
ラストのインパクトは、オリジナル版もリメイク版も両方とも充分いいと思う。
ベッキーとジャックの驚いた顔の“どアップ”は、怖かった。
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