さすらいの旅人

日蓮のさすらいの旅人のレビュー・感想・評価

日蓮(1979年製作の映画)
3.0
旧大映の永田雅一製作で松竹配給の異色作。監督は松竹の名匠中村登。日蓮への迫害生涯をスペクタルシーンを含んで演出。熱演ではあるが萬屋錦之助の過剰な演技のため、大味の映画になってしまったのは残念。歴史の勉強にはなったが映画的感動は少なかった。
ただ、音楽はベテランの芥川也寸志が担当し、素晴らしい出来である。