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ハロー!?ゴーストのNozomiのレビュー・感想・評価

ハロー!?ゴースト(2010年製作の映画)
3.9
身寄りのない主人公が、自殺に失敗した事をきっかけに4体の幽霊が見える様になるお話。
ジャケと序盤の展開だけを見ると、完全にB級映画みたいな雰囲気だったので「あれ…これは失敗か!?」と思ってしまいました。笑
基本的なストーリーは、幽霊がこの世に残した後悔を、主人公と共に晴らしていく流れになっていて、邦画で言えば「ルームロンダリング」に近い世界観だった。
ただ、割と幽霊1人1人のエピソードに繋がりもなく、サクッと終わっていくので、あまり感動も無くて、途中で「んん?」という気持ちになってしまった。
と言ってるうちに、ラスト付近を迎え割とありがちな展開になり「まぁベタな感じか。」…と、思った瞬間に、急に風向きが変わり「おおっ!」って感じになりました。(語彙力皆無)
正直、評価の8割はラスト15分くらいからの展開によって決まったと言っても過言ではなく、最後の最後で、このお話全体が愛おしくなる、見事な脚本でした!
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