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ベルモンドの怪盗二十面相のワンコのレビュー・感想・評価

ベルモンドの怪盗二十面相(1975年製作の映画)
3.4
【怪盗二十面相って(笑)】

フランス語が語源の英語の言葉は結構あって、このオリジナルタイトルも、そのうちの一つだ。
怪盗二十面相となっているのは、この作品が公開当時の日本の世相や流行っていたドラマのことももあったのだと思う。

意味は、”矯正不能”

まあ、観てもらえれば意味は分かると思うけれども、コメディなので軽い気持ちで笑いながら鑑賞するのが正しい姿勢だと思う。

(以下ネタバレ)

盗難対象のエル・グレコは日本人には結構人気で、日本初の西洋美術館の大原美術館の中心収蔵作品はエル・グレコの「受胎告知」だ。

劇場でベルモンドを観る機会はもうあまりないと思うので、ノスタルジーも含めて笑って眺めてみたい人にお薦めな気がする。

個人的には、シャルロットを演じたジュヌヴィエーヴ・ビュジョルンドが可愛くて、ずっと観ていたい気がした(笑)。
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