ワンコ

バッドボーイズのワンコのレビュー・感想・評価

バッドボーイズ(1995年製作の映画)
4.1
【バッドボーイズ祭り①】

クルマはポルシェ。

「アルマゲドン」や「トランスフォーマー」シリーズで知られるマイケル・ベイの監督としての出世作で、それまでコメディアン色の強かったウィル・スミスとマーティン・ローレンスがクール役に転じた記念すべき作品だ。

アメリカのニューヨークや、ロス、シカゴが犯罪都市として舞台になることが多い中、マイアミが本格的に舞台になった刑事ものは、ドラマ「マイアミ・バイス」が初めてだったように思うが、メジャーな映画では、ぼくの記憶のことだけれども、この「バッドボーイズ」が初めてだったような気がする。

NYPD、LAPD、CPD、そして、MPD。

そして、「バッドボーイズ」では、マイク、マーカスとアフリカ系アメリカ人が大活躍だ。

記憶が曖昧だけれども、この作品は、刑事としてアフリカ系アメリカ人が活躍する”娯楽””勧善懲悪”映画作品の先駆けのような位置付けのように思える。

冒頭で2人がクールに転じたなんて書いたけれど、2人の掛け合いはコメディアンよろしくテンポも抜群で、アクションにも良い影響があるように思える。

リラックスして、笑いながらハラハラする作品だ。
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