甲子園の魔王

隣人13号の甲子園の魔王のネタバレレビュー・内容・結末

隣人13号(2004年製作の映画)
3.3

このレビューはネタバレを含みます

やりすぎだろぉ〜!!

隣人ホラーをいくつか観ていこうと思って選んだんだけど、精神世界の隣人だった。まあこれはこれで…。

小栗旬のたどたどしさも、
新井浩文の元ヤンなオラつきっぷりも、
中村獅童の「あ絶対こいつとは関わっちゃいけないな」と一瞬で分かるイカれ具合も、
役者陣の演技はどれも自然でよかったのだが、とにかくテンポが悪い。
説明が少なくて難解なのはいいんだけど、無のシーンが多くて怠い。90分に纏められそう。

オチで「???」と混乱したが、最後の少年時代の方が現実で今までのすべてが妄想だとしたら硫酸で顔がただれていないのも説明がつく。バッドエンドをずっと見せられてたのか。だとしたら前フリ長過ぎん?

あとR15指定のわりにエログロ要素は控えめで最後に暗い13号室の窓枠からのぞく中村獅童の顔が一番怖かった。
でも一番印象に残ったのはやっぱり💩。立ちションのところといい、汚いシーンに妙に力が入っている。良い。
甲子園の魔王

甲子園の魔王