＊リベレーション＝解放運動・・・自由へ＊
アーノルド・シュワルツマンのドキュメンタリー映画。

当時の資料映像をたくさん持ってきて、編集したような作品。

前作と同じ映像を使っていたりするのも残念。

ただ、前作は映像が被害者を写した映像が多かったが、
パリやニューヨク、ロンドンなど都会の市民の様子など、戦争中だけど、和気藹々としていて楽しそう。

男性たちが兵役で出払っているので、街を回していくのはやはり女の仕事。

女性たちだけで飛行機を作る映像は、リアル紅の豚を見た気がして楽しかった。（あれ実話だったんだね♪）

ほんと「女はよく働く。」

ナレーションは、ウーピー・ゴールドバーグやベン・キングスレー等の実力派俳優。

WW2のなかでも特に対独戦についてのダイジェストドキュメンタリー。
サイモン・ウィーゼンタール・センタープレゼンツで、先の大戦の総括なので、やってことは「ジェノサイド ナチスの虐殺 ホロコーストの真実（1981年）」とほぼ同じ。（同じ監督さん）
なのに、こちらは凡庸なドキュメンタリーの域を出ない。
そう、貴重な映像が見られるという点では突出していた。サイモン・ウィーゼンタール・センターが集めてるものなのかね。こういうの。
小学生、中学生に見せるにはうってつけだけど、いろいろ見てるひとは物足らなく感じると思う。
それこそ、「ジェノサイド ナチスの虐殺 ホロコーストの真実」のほうを見たほうがよいよ。