アキエ

ベンジャミン・バトン 数奇な人生のアキエのレビュー・感想・評価

3.8
ひっさしぶりに映画見た。
ベンジャミンが自分の運命を受け入れながら精一杯生きつつ、晩年はデイジーを一目見にくるくらいのどうしようもない孤独感がリアル。
最期、認知症に苛まれ静かに目を閉じてデイジーに抱き抱えられ終えるところはなんとも哀しいけれど妙に美しく感じた、一瞬。
結局「永遠」はあるのかないのか、ないから儚く美しいような
デイジーのダンスシーンシルエット素敵。エリザベス夫人との夜の密会は危険な匂いが漂いつつセクシーで素敵。
基本的に重厚だけど時折リズミカル、緩急効いてて2時間30分以上あるけれど見ていて飽きなかった。
(ブラッドピッドがイケメンだったからかもしれない)
デイジーが事故する当日の「女が〜する頃、デイジーは〜していた」「その頃タクシー運転手は〜していた」とコミカルに関係者の糸を手繰ってくあのシーンすんごく見覚えあるけどどの作品だったかな〜
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