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ベンジャミン・バトン 数奇な人生のfilmtravelerのレビュー・感想・評価

3.7
デヴィッド・フィンチャー
原作 フィッツ・ジェラルド(華麗なる)

和訳するならベンジャミン・ボタン

ニューオーリンズ

プラピ
ケイト・ブランシェット
(ブルー・ジャスミン)

ガトーという時計職人は戦死した息子たちが帰ってくることを願い、新しくできた駅に逆回転していく時計台を作った。

病院で死の床につく老女デイジーが娘に日記を読ます。ベンジャミンバトンという名の男の日記。彼は80歳の状態で生まれ、老人施設の黒人夫婦に育てられ、デイジーと出会う。
独立、船乗り、働く意味。
人妻との恋、第二次世界大戦。
ハチドリ、バトンとの出会い。
デイジーとの再会、家族、別れ。

年老いていく妻と若年化する夫。

一緒に老いていくとは一緒に成長していくこと。一緒に見送ること。一緒に忘れていくこと。フィンチャーもこんなヒューマンドラマ作れるのか。