ドントブリーズ

ベンジャミン・バトン 数奇な人生のドントブリーズのネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

定期的に観ている作品です。
物語の設定がすごく好きで何回でも
観れます。

ボタンの掛け違いのように重なり合いそうで
重なり合わない2人の愛がとても切ないです。
話の随所に色んな伏線がはられていて
とても丁寧に作られてる。

物語の後半でベンジャミンの容姿が3歳ぐらいまで若返っていて、おばあちゃんのデイジーと一緒に散歩しているシーンがあるのですが、そこでデイジーがベンジャミンに顔を近づけて2人が軽くキスをするところで僕はいつも泣いてしまいます。
ベンジャミンはすでにデイジーの事が誰なのか認識できないほど衰弱していた頃ですが、2人が紡いだ愛はちゃんと生きているとそう思わせてくれるとても好きな描写です。

ブラピの演技ももちろん良いですが、ケイトブランシェットのデイジー役が素晴らしかったからこそこの作品にここまで引き込まれたんだと思います。